基材:DK、DF、配線幅

EMC/Arlon DiClad 880 の Dk と Df はいくつですか?

メーカーの公表値によると、EMC/Arlon DiClad 880 の 10 GHz における比誘電率 (Dk) は 2.17、誘電正接 (Df) は 0.0009 です。この基材で 0.2 mm の誘電体上に 50 Ω の表層マイクロストリップを設けると、配線幅は約 0.585 mm となり、標準 FR-4 では 0.353 mm です。

  • 10 GHz におけるこのマイクロストリップの誘電損失は 1 インチあたり約 0.024 dB で、信号は 1 インチあたり約 114 ps で伝搬します。
  • 間隔 0.4 mm のプレーン間に埋め込んだストリップラインとする場合、50 Ω に必要な配線幅は約 0.260 mm です。

50 Ω 表層マイクロストリップ、銅箔 1 oz

誘電体厚DiClad 880 での配線幅標準 FR-4 の場合
0.1 mm0.280 mm0.166 mm
0.2 mm0.585 mm0.353 mm
0.5 mm1.51 mm0.920 mm
1.6 mm4.92 mm3.02 mm

公表内容

特性値
SeriesDiClad
Dk @ 10GHz2.17
Df @ 10GHz0.0009
Key ApplicationBroadband antennas to 90GHz

集計方法

Dk と Df は、MPBxChange 材料カタログに収録されたメーカーの 10 GHz における公表値です。カタログには各出典の試験周波数と試験方法を記録しています。メーカーが範囲で公表している場合は中間値を使用しています。配線幅は Hammerstad と Jensen のマイクロストリップ式および Wadell のストリップライン式により、銅箔 1 oz として算出したもので、あくまで出発点です。Dk は周波数、樹脂含有率、ガラスクロスの種類によって変わり、最終的な基準は工場のフィールドソルバーです。ここでの標準 FR-4 は、カタログ内の FR-4 22 グレードの中央値(Dk 4.4)です。