基材:DK、DF、配線幅

AGC/Nelco N8000Q の Dk と Df はいくつですか?

メーカーの公表値によると、AGC/Nelco N8000Q の 1 GHz における比誘電率 (Dk) は 3.2、誘電正接 (Df) は 0.004 です。この基材で 0.2 mm の誘電体上に 50 Ω の表層マイクロストリップを設けると、配線幅は約 0.448 mm となり、標準 FR-4 では 0.353 mm です。

  • 1 GHz におけるこのマイクロストリップの誘電損失は 1 インチあたり約 0.013 dB で、信号は 1 インチあたり約 133 ps で伝搬します。
  • 間隔 0.4 mm のプレーン間に埋め込んだストリップラインとする場合、50 Ω に必要な配線幅は約 0.179 mm です。

50 Ω 表層マイクロストリップ、銅箔 1 oz

誘電体厚N8000Q での配線幅標準 FR-4 の場合
0.1 mm0.213 mm0.166 mm
0.2 mm0.448 mm0.353 mm
0.5 mm1.16 mm0.920 mm
1.6 mm3.80 mm3.02 mm

公表内容

特性値
ChemistryCyanate ester (quartz)
Tg (°C)250 (DSC)
Dk @ 1GHz3.2–3.3 @10GHz
Df @ 1GHz0.004–0.007
Max Op Temp250°C
NASA OutgassingUsed on NASA satellites

集計方法

Dk と Df は、MPBxChange 材料カタログに収録されたメーカーの 1 GHz における公表値です。カタログには各出典の試験周波数と試験方法を記録しています。メーカーが範囲で公表している場合は中間値を使用しています。配線幅は Hammerstad と Jensen のマイクロストリップ式および Wadell のストリップライン式により、銅箔 1 oz として算出したもので、あくまで出発点です。Dk は周波数、樹脂含有率、ガラスクロスの種類によって変わり、最終的な基準は工場のフィールドソルバーです。ここでの標準 FR-4 は、カタログ内の FR-4 22 グレードの中央値(Dk 4.4)です。